通園・通学が危険
「私が小学校に通ってた頃から枝打ち(剪定)もしてないんじゃないかなー」と思えるほど自由に枝を伸ばしている松の木。大変立派ですが、ここは園児、児童生徒の通園、通学路であり、観光客も利用する町民の皆さんの生活道です。この松の木。ご覧らんのように、どう見ても木の重心は道路側にあるため、根元から倒れる可能性があります。また、道路側に張り出した太い枝は、強風でポッキリ折れるかも知れません。
全国の倒木事故
全国では、街路樹や公園の樹木が倒れたり、枝が落下したりする事故がこの3年半の間に1732件(うち人身事故は110件)起きていることが明らかになっています。直近では昨年4月、京都市の名所、清水寺近くで、60代の男性が根元から折れた桜の木の下敷きになり重傷を負っています。また、9月には東京都日野市で10本(総重量10トン)のイチョウの枝が落下し、下敷きになった男性(当時36)が死亡。市が2カ月前に行った目視点検では異常は確認できなかったということです。
6月定例会の本会議で町長に質します
1年前から、所管委員会の場で町執行部に対し、住民の皆さんの安全のため、枝打ちして樹形を整えるか、いっそ伐採するか、いずれにしても、早急に対処するよう要請していましたが、未だ、放置されています。周辺の他の松の木も同様ですが、不幸な事故が起こる前に、また、景観の観点からも、早急に予算措置して対処する必要があるため、6月定例会の本会議一般質問で再度町長に質します。