
日出町は、サステナブルな社会の実現に向け、3つの宣言を行っています。
地方創生SDGs推進宣言 👉
ゼロカーボンシティ宣言 👉
デコ活宣言 👉
「宣言」は、町の意思表示。町民の皆さんと歩み始めるきっかけです。
めざせ未来都市!
SDGs未来都市ってなに?
国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」を、町全体のまちづくりにしっかり取り入れていこう!という取り組みです。
国が特に「モデルになる」と選んだ自治体に与えられる称号で、環境・経済・福祉などの面で、今と未来の両方を良くする計画を持っています。
ポイントは3つ
- 環境にやさしいまち
自然を守りながら、エネルギーや資源を無駄にしない暮らしを広げます。 - 誰も取り残さないまち
子ども、高齢者、障がいのある方など、誰もが安心して暮らせる仕組みを整えます。 - 地域の元気を未来へつなぐまち
地元の仕事や産業を育て、若い世代にも住み続けたいと思える地域をつくります。
つまり…
「子や孫の世代まで安心して暮らせる町を、みんなで作っていく。そのモデルを全国に示すプロジェクト」です。
どうやって選ばれる?
町は、地元の企業・学校・団体・住民と一緒に、将来に向けたまちづくり計画を作り、国に応募します。
国はその計画を専門家や関係省庁で審査し、「先進的で実現できそう」と判断された自治体を選びます。選ばれると、大臣から認定証が授与されます。
選ばれるとなにがいい?
まず、大きな交付金(国からの支援金)を優先的にもらえます。市町村は、事業費に対して補助率が2分の1。上限10億円です。
このお金で、計画に沿ったまちづくりや施設整備、地域の課題解決プロジェクトが進めやすくなります。
さらに、他の国の制度とも組み合わせやすくなるため、資金面でのメリットが大きいです。
この制度は、ただの「名誉」ではなく、町の未来を動かすための強力なエンジンとなります。
【 令和7年3月定例会本会議の 一般質問より】
(ダイジェスト版)
■ 森 昭人の質問
- 町長は昨年、「地方創生SDGsの推進」と「ゼロカーボンシティ」を立て続けに宣言した。
- せっかく宣言したのだから、未来都市計画を策定し、国の「SDGs未来都市」や「脱炭素先行地域」に選定され、交付金を獲得できないか。
- 特に「SDGs未来都市」「脱炭素先行地域」選定されれば、第2世代交付金(地方経済・生活環境創生交付金)・地域脱炭素推進交付金などの優先対象となる。
- 市町村は数千万円~最大10億円(補助率1/2)、原則3年間(最長5年間)の事業支援。
- 令和7年度分の募集は 4月1日~10日 に受付。
- 「デジタル田園都市国家構想交付金」が第2世代として倍増(2千億円規模)されたことも踏まえ、積極的に獲得を目指してほしい。
■ 町長の答弁
- 基本的には両方(SDGs未来都市・脱炭素先行地域)を目指したい。
- 地域の事情も踏まえ、担当課と検証しながら進めていく。
■ 政策企画課長の答弁
- これまでは「SDGs未来都市」に選定されても、その中から10自治体しか交付金を受けられなかった。
- 令和7年度からは、未来都市に選定されれば計画に基づく事業が優先的に交付対象に。
- 日出町版のSDGs未来都市計画の策定を検討していく。
SDGs未来都市に選定!
ともに創る持続可能なまちへ

このたび日出町は、提案した「日出町SDGs未来都市計画」が認められ、国(内閣府)から 「SDGs未来都市」 に選定されました。
「経済」・「社会」・「環境」の三つの側面を相乗的に発展させ、新しい価値を生み出しながら、持続可能なまちづくりに取り組む自治体として評価されたものです。
令和7年度は全国で9自治体が選定され、6月23日に発表されました。これまでの累計は216自治体で、大分県内では日出町が2番目の選定となります。
この制度は、単なる名誉ではありません。町の未来を力強く動かす エンジン であり、日出町が大きく飛躍するための絶好のチャンスです。
そして、その実現には町民の皆さん一人ひとりの力が欠かせません。 ともに歩み、ともに創る未来都市・日出町 をめざしていきます。
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