第6次日出町総合計画と議会の役割

第6次日出町総合計画って、どんな計画?
第6次日出町総合計画は、令和8年度から令和15年度までの8年間を対象に、「これからの日出町を、どんな町にしていくのか」「そのために、何を大切にして進めていくのか」を示した、まちづくりの基本となる計画です。
町のさまざまな事業や施策は、この総合計画を土台として進められていきます。
目指すのは「住民幸福度100%」のまち
第6次総合計画では、町の将来像として「住民幸福度100% 日本一誇れるまち ひじ~誰もが幸福を感じる持続可能な成長都市~」を掲げています。
住みよいまちとは何か。その答えとして、「町に住む一人ひとりが、幸せを感じながら暮らしていること」を何よりも大切にしています。
無理な成長ではなく、少しずつでも前に進み続け、安心して暮らし続けられる町を目指す考え方です。
3つの分かりやすい目標を設定
将来像を実現するため、計画では次の3つの最重要目標を定めています。
・住民幸福度100%
・人口3万人
・町内総生産額1,000億円
町民の幸せを中心に据えながら、町として元気であり続けること、働く場や活力を生み出すことを分かりやすい数字で示した、挑戦的な目標です。
4つの柱で、まちづくりを進めます
これらの目標を達成するため、計画では次の4つの柱を掲げています。
・経済的な豊かさ
・自然・社会的な豊かさ
・教育・文化的な豊かさ
・効率的な行政運営
仕事や暮らしの充実、安心・安全な環境づくり、人を育てる教育や文化、信頼される役場運営ま、町民の生活に直結する分野を総合的に進めていく考え方です。

この総合計画は「議会で決めた計画」です
第6次日出町総合計画は、町長だけで決めたものではありません。
議会で議論を重ね、議会の議決を経て決定される計画です。
議会で議決するということは、町民から選ばれた議員が、町長や執行部と同じ目線に立ち、「この方向で、日出町の未来をつくっていこう」と意思を共有することを意味します。
議決したからこそ、議会にも責任があります
議会は、計画を決めて終わりではありません。
計画に描かれた将来像が、実際の施策として形になっているか、予算審議や政策提案を通じて、継続して関わっていく責任があります。
また、社会の変化や町民の声を受け止めながら、「今の日出町に、よりふさわしい形は何か」を町長・執行部と共有し、計画をより良いものへと磨き続けていきます。
総合計画を、みんなで育てるために
総合計画は、行政や議会だけのものではありません。
町民の皆さんと方向性を共有し、変化の時代を前向きな力に変えていくための共通の土台です。
この計画を軸に、町長・執行部・議会、そして町民の皆さんと力を合わせ、日出町の未来を一歩ずつ形にしていきたいと考えています。

